「海よりもまだ深く」観ました
団地に住む母・樹木希林のもとに、離婚して別に暮らす息子を連れて遊びに来た阿部寛。
息子を迎えに元妻・真木よう子も実家にやって来て、
台風のせいで実家に泊まることになってしまう。
ひさしぶりにともに過ごす3人。
阿部寛の駄目っぷりがスゴイ。
15年前に賞を取ったものの、その後書けずにいても、自称作家。
探偵事務所で働くのも、取材のため。
アパートの家賃も払えないのに、入ってきたお金で競輪で倍にするぞと、スッカラカンに。
たまに帰った実家で、年金暮らしの母のお金を盗もうと、タンスなどを漁る。
樹木希林が、
海よりもまだ深く、愛した人なんていた?
愛せないよ、
と、たわいないおしゃべりの中で、
さらっと言う。
こんな男と離婚したのは正解だと思うし、
この勝手な男に頭にくるけど、
息子をそしてたぶん元妻をまだ愛している様子に切なさも感じてしまう。
なんとも、モヤモヤしてしまった映画でした。
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