カメちゃんに会いたい!「リーチ先生」
原田マハさんの「リーチ先生」、
予約をして、半年以上。
待った甲斐がありました。
リーチ先生が主人公と思いきや、
通訳兼、弟子兼、なんでもお手伝いのカメちゃんがみた、リーチ先生でした。
この二人の関係がとってもいい。
白樺派のそうそうたるメンバー、
柳宗悦や武者小路実篤、高村光太郎など、
日本の友人が増えていくなか、
英語の話せる彼らと会うときも、
カメちゃんはいつも一緒。
ともにエッチングから、陶芸の世界へ、
芸術の世界は広がって、
イギリスまで一緒に行ってしまいます。
民芸に興味を抱くようになって、
名前だけは何となく知っていた、
柳宗悦、浜田庄司、富本憲吉らが、
リーチ先生こと、バーナード・リーチと交流を深めていく様子も、
読んでいて、ワクワクしました。
どこまでがノン・フィクションで、
フィクションはどこからなのか。。。
いつもながら、
夢中で読んでしまった、
原田マハさんの作品です。
早く益子焼きや、小鹿田焼きの里へ
出かけたくなりました。
登り釜の炎を見てみたいと思いました。
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